新しくなったiMacを見てきた感想

まずは薄かったということです。ほとんど液晶モニターだけと変わらないくらい薄い。本体はどこ?って。そういう感じで、使用上は以前とそれほど変わらないかも知れませんが、置いておいたとき、ふと横から見たらその差は歴然でしょう。また以前のモデルと比べないで、その辺のコンピュータと比べるなら、本当にモニターだけしかないくらいです。Windowsマシンでも一体型がありますけれど、それとは根本的に違います。Windowsのはモニタの後ろに本体をくっつけただけなら、iMacはモニタと本体が融け合わさったかのようです。

次に、アルミとガラス。以前のかわいらしい白い筐体も好きですが、今度のはもっとお洒落です。垢抜けたお部屋のインテリアなイメージです。コンピュータらしくないというか、いっそ未来のコンピュータらしい、そういった雰囲気かもしれません。例えば、コンピュータがまるで時計か何かのように空間に溶け込む、そんな未来に存在するようなデザインでした。

そして少し視線を落とした先に、さっきまでテーブルと一体化していたかのような、あの薄いキーボードが。それくらい目立たないキーボードです。使っていないときはほとんど目に入らないくらい薄い。もちろん使いやすさはかなりのもので、キーストロークが軽めなのもかえって好印象です。

全体的には、メンテナンス性をほとんど無視したと言って良いデザインのおかげで、良い意味で主張しない、目立ちすぎない、そういったものに仕上がっていると感じました。今使っているのはWindowsマシンで、タワー型の筐体とCRTモニターだったりするぼくには、異次元のコンピュータとも言えるものです。はっきり言ってかなり欲しい。次回コンピュータを購入する際の、現段階における第一候補となりました。Appleすごい。